メルカリの出品は初心者でも簡単です。もう使わないけれど捨てるにはもったいない物をメルカリで売ってお小遣い稼ぎをしちゃいましょう。
本記事では初めてメルカリに出品する人に向けて出品方法、梱包・発送方法、評価の方法をご紹介します。ぜひブックマークし、参照しつつ取引を進めてください。
目次
出品者としてメルカリを始めてみよう
メルカリでは誰もが簡単に手持ちの物を売ることができます。出品者としてメルカリを始めてみましょう。
メルカリとは
メルカリは個人間で商品を売買するフリマアプリです。App StoreやGoogle Playでインストールできるメルカリアプリには商品を売買するフリマの機能とスマホ決済「メルペイ」の機能がついています。
出品者の手数料
出品者が必ず支払う手数料は販売手数料です。販売手数料は販売価格の10%で、取引終了のタイミングで売上金から自動的に差し引かれます。
<計算式> 販売価格 − 販売価格×10% − 送料※ = 売上金 ※送料込み(出品者負担)で販売した場合 |
→メルカリの手数料について詳しく知りたい人は「メルカリの手数料はいくら?損をしないために知っておきたいこと」をチェック
メルカリの出品方法
タブバーの「出品」で出品する商品の情報を登録します。
▼出品をタップ

※写真はiOS版のメルカリアプリ
商品の写真を撮影する
商品の写真を撮影し、登録しましょう。各商品ページには最大10枚の写真を登録できます。正面だけでなく、側面、裏側など様々なアングルで商品を撮影しましょう。傷や汚れなど購入者に特に確認してもらいたい場所はアップで撮影するのがおすすめです。
なお、ショップの写真、他の出品者が撮影した写真など自分が撮影していない写真を登録するのはNGです。
▼アップでの撮影例

商品情報を入力する
商品情報を入力しましょう。入力必須の「カテゴリー」「商品の状態」「商品名」だけでなく任意の「説明」で商品詳細を入力すると売れやすくなります。
カテゴリー
カテゴリーは13種類あります。出品する商品がどのカテゴリーに当てはまるかわからない場合は類似商品のページを参考にするとよいでしょう。
- レディース
- メンズ
- ベビー・キッズ
- インテリア・住まい・小物
- 本・音楽・ゲーム
- おもちゃ・ホビー・グッズ
- コスメ・香水・美容
- 家電・スマホ・カメラ
- スポーツ・レジャー
- ハンドメイド
- チケット
- 自転車
- オートバイ
商品の状態
「商品の状態」は6種類あります。傷や汚れに対する感じ方には個人差があるので商品の状態は低めに見積もるのがおすすめです。状態については「説明」の欄に詳細を書くとよいでしょう。
- 新品、未使用
- 未使用に近い
- 目立った傷や汚れなし
- やや傷や汚れあり
- 傷や汚れあり
- 全体的に状態が悪い
商品名
商品名を40文字以下で入力します。色や型番、スペックなど重要な情報も付け加えると検索に引っかかりやすくなります。
<例文> MacBook Air 13インチ スペースグレイ 8GB/256GB 本体 |
商品の説明
商品の説明を1000文字以下で入力します。サイズや素材、スペックなどの基本情報ほか、購入した場所や出品した経緯、状態などを書いてください。何を書いていいかわからない場合は類似商品のページを参考にするとよいでしょう。
<例文> 新品未使用の食器4点セットです。以前伊勢丹新宿店のロイヤルコペンハーゲンで購入したものですが、もったいなくて使えずに箱にしまったままになっておりました。 ●サイズ 23.5cm×15cm ●素材 ポーセリン 電子レンジ可/食洗機可 ●状態 食器には破損や汚れはありません。自宅で長く保管していたため外箱に全体的に傷があります。外箱の状態が気になる方は購入をご遠慮ください。 |
配送方法を選択する
配送について「配送料の負担」「配送の方法」「発送元の地域」「発送までの日数」を選択します。売却後の変更は難しいのでよく考えて入力しましょう。
配送料の負担
配送料は「送料込み」にも「着払い」にも設定できます。
- 送料込み(出品者負担)
- 着払い(購入者負担)
着払い(購入者負担)は配送会社より商品が届けられたときに購入者が送料を支払う方法です。送料が想像よりも高くなる可能性があるため、送料込み(出品者負担)の商品よりも売れにくくなります。
特別な事情がない限り、基本的には送料込み(出品者負担)を選ぶのがおすすめです。出品前に送料を調べ、送料を加味した販売価格をつけるようにしましょう。
→配送について詳しく知りたい人は「メルカリの発送方法一覧・選び方のポイントをご紹介」をチェック
→着払いについて詳しく知りたい人は「メルカリで着払いで発送する方法!送料の調べ方・トラブルの防ぎ方は?」をチェック
配送の方法
配送の方法は出品者が選択できます。メルカリがヤマト運輸・郵便局と提携した「メルカリ便」がおすすめですが、レターパック、普通郵便などでもOKです。
- らくらくメルカリ便
- ゆうゆうメルカリ便
- 梱包・発送たのメル便
- レターパック
- ゆうメール
- クリックポスト
- ゆうパック
- ゆうパケット
- 普通郵便
- 定形
- 定形外
- クロネコヤマト
- 未定
なお「未定」を選べば佐川急便その他の配送方法を選択できます。
→配送方法について詳しく知りたい人は「メルカリの発送方法一覧・選び方のポイントをご紹介」をチェック
→配送方法「未定」について詳しく知りたい人は「メルカリで発送方法を未定にするとどうなる?」をチェック
発送元の地域
発送元の地域はメルカリに登録している住所の都道府県が自動的に反映されます。もし何らかの事情で住所がある都道府県以外から発送する場合は手動で変更できます。
発送までの日数
「発送までの日数」は3種類あります。
- 1〜2日で発送
- 2〜3日で発送
- 4〜7日で発送
発送までの日数は自分の都合に合わせて選択します。必ず守れる期限を選択してください。「1〜2日で発送」を選択すると購入者に発送の早さをアピールできますが、取引に慣れるまでは無理をせず「2〜3日で発送」や「4〜7日で発送」を選ぶとよいでしょう。
販売価格を設定する
販売価格は300円以上9,999,999円以下で自由につけることができます。販売価格に迷った場合は類似商品のページを参考にするとよいでしょう。「SOLD(売り切れました)」と書かれた売却済みの商品と同じ、または近い販売価格を設定すれば売れやすくなります。
送料込み(出品者負担)で出品する場合は必ず送料を加味して販売価格を設定しましょう。「商品の情報を入力」画面に表示される「販売利益」には送料が反映されていません。「販売利益」から送料が引かれたときに赤字にならないように注意してください。
▼「販売利益」の表示に注意

「商品の情報を入力」画面への入力を終えたら「出品する」ボタンをタップしましょう。ただちにメルカリに商品が並びます。
なお、出品後に商品を削除したいときは「商品の編集」ボタンで該当商品の編集画面を開き「この商品を削除する」をタップします。
メルカリの梱包方法

梱包はお手持ちの資材を使用すればOKです(一部配送方法を除く)。
輸送時の水濡れを防止するためにOPPやビニール袋、衝撃による破損を防止するために緩衝材で包みましょう。
メルカリで継続して出品する予定の人、ノートパソコンやカメラなど高額な商品を出品する人などはAmazonやオフィス用品店で資材を購入してもよいでしょう。
→梱包方法・梱包資材について詳しく知りたい人は「メルカリで売れたものを梱包する方法」をチェック
メルカリの発送方法

選択した配送方法によって発送できる場所が異なります。二度手間にならないように事前に発送場所を確認しておきましょう。
宅急便をはじめとするヤマト運輸の配送方法を選んだ場合はセブンイレブンまたはファミリーマート、ヤマト運輸営業所で発送できます。ゆうパックをはじめとする郵便局の配送方法を選んだ場合はローソンまたは郵便局で発送できます。
発送手続きを完了したら発送通知をする
商品を発送した後に発送通知をしましょう。発送通知は必ず発送手続きを完了し、商品を引き渡した後におこなってください。
▼発送通知

取引評価とは
メルカリでは出品者・購入者がお互いを評価を終えると取引終了となります。
まず、購入者が商品を受け取り、状態を確認でき次第、受取評価をします(受取評価の内容は取引終了まで開示されません)。次いで出品者が取引評価をします。
取引評価では、取引の一部始終を振り返り「良かった」または「残念だった」を選択してください。評価のコメントへの記入は任意ですが、取引のお礼や「残念だった」と評価した理由を書くとよいでしょう。
→受取評価の例文について詳しく知りたい人は「メルカリの評価コメントに使える「良かった」「残念だった」の例文をご紹介【購入者・出品者別】」をチェック
▼評価する

購入者・出品者がともに評価を終えると取引終了となります。取引終了と同時にお互いの評価を確認できるようになり、出品者には売上金が反映されます。
▼取引終了後に受取評価の内容を確認できる

→受取評価のやり方について詳しく知りたい人は「メルカリの受取評価のやり方・例文は?」をチェック
売上金を現金化するには
反映された売上金は自動的に現金で受け取れるわけではありません。売上金を有償ポイントに交換(1円=1ポイント)することでメルカリ内はもちろん、まちのコンビニやドラッグストアなどで買い物できます。
現金で受け取りたい場合は別途振込申請が必要です。「メルペイ」>「振込申請」の順で開き、メルカリに振込申請をしましょう。
振込手数料が200円かかるので、売上金がたまってから申請するのがおすすめです。ゆうちょ銀行以外の銀行で最短1日、ゆうちょ銀行で最短3日で指定の口座に振り込まれます。
ゆうちょ銀行の口座指定で振り込みを急ぐ場合は、通常の振込申請手数料200円に加え、お急ぎ振込手数料200円を支払うことで最短1日で振り込まれます。
→「メルカリ売上金の失効に注意!振込申請期限をなくす方法をご紹介」もチェック
メルカリで売る3つのコツ
初心者でもメルカリで売るための3つのコツをご紹介します。
商品の状態を詳しく書く
安心して購入できる出品者・商品であることをアピールしましょう。特に中古品を売るときには傷や汚れを故意に隠さず、丁寧に説明することが大切です。また、コメントで質問をもらったらなるべく早く回答するとよいでしょう。
<例文> ●状態 6か月ほど使用していました。画面保護フィルムを貼っていなかったため、画面に1cm程度の肉眼ではっきりわかる程度の傷、小傷が見られます。写真3枚目に傷の部分をアップで撮影したものを載せておりますのでご確認ください。 |
配送方法にメルカリ便を選ぶ
配送方法はメルカリ便を選びましょう。よく知らない個人の出品者との取引をためらうユーザーの購入を後押しできます。メルカリ便では出品者・購入者が互いに個人情報を開示せず匿名で取引でき、配送トラブルがおきた際にはメルカリ事務局がサポートしてくれます。
さらに発着地に関係なくサイズ別・全国一律料金で通常の宅急便・ゆうパックよりも安く送れるため、出品者にとってもメリットがある配送方法です。
→メルカリ便について詳しく知りたい人は「メルカリの匿名配送のやり方は?ゆうゆうメルカリ便・らくらくメルカリ便の違いも解説」をチェック
頻繁に値下げしない
すぐに売れないからといって小額の値下げを頻繁におこなうのはやめましょう。簡単に値下げする出品者、値下げできる商品だと見なされます。値下げが続くことが容易に想像できるので購入を先延ばしにされてしまいます。
出品後しばらくは値下げせず、コメントをもらったタイミングや「いいね!」が増えてきたタイミングでの値下げがおすすめです。