メルカリで商品を購入後、出品者から「取引キャンセルしたい」と言われた場合、困惑したり残念な気持ちになったりすることでしょう。やっと探し当てた商品であったなら、怒りが沸々とわき上がってくるかもしれません。

今回はメルカリで「取引キャンセルしたい」と出品者から言われたときの対応方法をご紹介します。また「出品者都合のキャンセルに同意しなくてOK?」の疑問にお答えします。


目次


「取引をキャンセルしたい」と出品者から言われたらどうする?

メルカリでは出品者の都合で一方的に取引をキャンセルすることはできません。ただし取引相手が取引を進めてくれない場合、もしくは出品者・購入者双方が取引キャンセルに同意している場合は取引をキャンセルすることができます。

出品者から「取引をキャンセルしたい」と取引メッセージをもらったのであれば、出品者・購入者双方が取引キャンセルに同意していることを取引キャンセルの理由にするために、購入者の同意を求めているのだとわかります。

出品者から取引をキャンセルしたい理由を聞き、納得できないのであれば取引を継続するように出品者に伝えてください。納得できるのであれば取引キャンセルに同意すると伝えましょう

出品者に送る取引メッセージの例

怒り・悲しみをぶつけたくなるかもしれませんが、感情的なメッセージを送ることは避けましょう。取引を継続できるようになった場合、評価で「残念だった」をつけられたり、否定的な評価文を書かれたりするおそれがあります。

角を立てないように配慮しつつ、自分の意見を主張できるような取引メッセージの例をご紹介します。

<例1>お世話になっております。突然のお話で驚いております。取引をキャンセルしたい理由を伺いましたが、私としては取引を継続いただきたいと思っております。再考をお願いします。
<例2>お世話になっております。とても残念ですが取引キャンセルについて承知しました。

「キャンセル申請」に記載される「キャンセル理由」「理由の詳細」はメルカリ事務局がペナルティを科すかどうかを判断する材料になります。出品者都合での取引キャンセルで購入者がペナルティを科されることはありませんが、不安な場合は「キャンセル理由」について一言添えてもよいでしょう。

<例3>お世話になっております。とても残念ですが取引キャンセルについて承知しました。キャンセル申請で選択される「キャンセル理由」には出品者都合の理由をご選択くださいますようお願いします。

出品者都合で取引キャンセルする方法

購入者は下記の流れで取引キャンセルに同意します。

  1. 出品者から取引キャンセルの理由を聞く
  2. 取引キャンセルに納得できるか、できないか出品者に伝え、話し合う
  3. (取引キャンセルに納得できたら)出品者から届く「キャンセル申請」に表示された「同意する」ボタンをタップする
  4. メルカリ事務局のキャンセル手続き・返金が完了するまで待つ

なお、出品者がすでに商品を発送済みの場合は、購入者は一度商品を受け取る必要があります。受取評価をせずに着払いで返品をおこなってください。返品完了後、出品者は取引キャンセル申請します。

→返品について詳しく知りたい人は「メルカリで返品するには?」をチェック

取引キャンセル後の返金方法

取引キャンセル後の返金方法・返金時期は支払い方法によって異なります。

支払い方法返金方法・返金時期
クレジットカード払い・引き落としが済んでいない場合は代金の引き落としがされない
・引き落としが済んでいる場合は翌月以降にカード会社から返金される
コンビニ払い・取引キャンセル完了と同時に「売上金」に返金される
ATM払い・取引キャンセル完了と同時に「売上金」に返金される
キャリア決済・引き落としが済んでいない場合は代金の引き落としがされない
・引き落としが済んでいる場合は翌月以降に携帯会社から返金される
メルカリポイント使用・取引キャンセル完了と同時に「メルカリポイント」に返金される
メルペイ払い・取引キャンセル完了と同時に「メルペイ残高」に返金される
Apple Pay・引き落としが済んでいない場合は代金の引き落としがされない
・引き落としが済んでいる場合は翌月以降にカード会社から返金される 
FamiPay・FamiPayに返金される
※返金時期は決済代行会社の対応次第

出品者都合の取引キャンセルに同意しなくてもOK?

出品者から届く「キャンセル申請」には必ず同意しなければならない、というわけではありません。

出品者から聞いた取引キャンセル理由に納得できていない、もしくは取引メッセージで取引キャンセル理由を事前に聞いていないにもかかわらず、納得できないキャンセル理由が書かれた「キャンセル申請」が突然届いた場合は取引キャンセルに不同意の意思表示をしましょう

同意しない場合は24時間以内に「同意しない」ボタンを押す

「キャンセル申請」にも書かれているように「同意する」または「同意しない」ボタンを押さずに24時間経過すると自動的に取引キャンセルが成立してしまいます。取引キャンセルに同意しない場合は、必ず24時間以内に「同意しない」ボタンを押してください。

「同意しない」ボタン押した後はメルカリ事務局とやり取りする

「キャンセル申請」で「同意しない」ボタンを押すと出品者・購入者間の取引メッセージは利用不可となり、メルカリ事務局へのお問い合わせ画面が表示されます。

取引キャンセル不同意以降は出品者ではなく、メルカリ事務局とやり取りすることになります。メルカリ事務局から連絡があるまでしばらく待ちましょう。

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