メルカリの手数料はいくら？損をしないために知っておきたいこと

日本最大級のフリマアプリ「メルカリ」。アプリの会員登録・月会費は0円ですが、売買の過程でいくつかの手数料がかかります。

出品者は少しでも高く売り、購入者は少しでも安く買いたいはずです。意外と高いメルカリの手数料で損をすることがないよう、メルカリの手数料について詳しく知っておきましょう。

目次

• 出品者が支払うメルカリの手数料
  • 販売手数料
  • 振込手数料
  • ヤマトの集荷手数料
  • 二次創作物のライセンス料
• 購入者が支払うメルカリの手数料
  • 支払手数料

出品者が支払うメルカリの手数料

出品するだけでは手数料はかかりませんが、商品が売れると手数料がかかります。必ずかかる手数料は販売手数料のみです。その他、必要に応じて3つの手数料がかかります。

販売手数料

出品した商品が売れたときに支払う手数料が販売手数料です。販売手数料は販売価格の10％です。特別な手続きが必要なわけではなく、取引が終了した時点で販売価格から自動的に販売手数料が差し引かれることになります。

出品ページで販売価格を入力すると自動的に販売利益が表示されますが、必ずしも「販売利益 = 売上金」ではないことに注意してください。送料込み（出品者負担）で出品した場合の送料はこの時点では差し引かれていません。

■出品ページ

ここで表示される販売利益を売上金と読み間違えると「赤字」になるおそれがあります。大体の梱包サイズから送料を試算し、送料を見越した販売価格を設定しましょう。送料の試算が難しい場合は着払い（購入者負担）で発送するのも手です。

着払い（購入者負担）を設定した場合は「販売利益 = 売上金」なので受け取れる売上金が明確です。

振込手数料

売上金を現金で受け取るときに支払う手数料が振込手数料です。振込手数料は振込金額にかかわらず一律200円です。

以前は1万円以上の売上金を振込申請すると振込手数料が無料でしたが、2019年4月より売上金の額にかかわらず一律200円に変更されました。現在では振込手数料を無料にする方法はありません。

メルカリから振り込まれるまでには数日かかります。振込日を早める場合は「お急ぎ振込」の利用することになりますが、手数料は200円加算され400円になります。

振込申請期限は売上金を取得した日から180日間です。無駄な出費を抑えるためには、売上金がある程度まとまった金額になるまで待ち、余裕を持って振込申請するとよいでしょう。

ヤマトの集荷手数料

らくらくメルカリ便で発送する場合に任意で利用できるのがヤマト運輸の集荷サービスです。集荷手数料は1点あたり一律30円です。

集荷時に現金を用意しておく必要はありません。ヤマト運輸のドライバーに直接30円を支払うのではなく、売上金が計上された時点に自動的に差し引かれます。

もちろんヤマト運輸の営業所やコンビニに持ち込めば発送にかかる手数料は0円ですが、大きい荷物や重い荷物を発送する際に30円で集荷してもらえるのは便利です。

二次創作物のライセンス料

一部のカテゴリーの出品では販売手数料とは別にライセンス料（版権使用料）がかかります。ライセンス料は販売価格の10％です。通常の販売手数料10％とは別にかかります。

通常キャラクターやロゴを使用したハンドメイド品の出品は禁止されていますが、一部の許諾を受けたキャラクターやロゴの二次創作物の出品が可能です。

現在メルカリで出品できるのは「宇宙兄弟」と「ingress」です。

購入者が支払うメルカリの手数料

購入者が支払う可能性がある手数料は支払手数料のみです。

支払手数料

商品の購入時に支払う可能性があるのが支払手数料です。支払手数料は支払方法によって0円に抑えることができます。

支払手数料が0円になるのはクレジットカード、メルカリポイント、FamiPay、Apple Payで支払った場合です。その他のコンビニ払い、キャリア決済などでは100円の支払手数料がかかります。

■支払手数料一覧

過去の売上金がある場合は「1円 = 1ポイント」として使えるメルカリポイントに引き換えて支払うことができます。メルカリポイントへの引き換えに手数料はかかりません。出品・購入ともにおこなう人は購入時に都度必要な分をメルカリポイントに引き換えるのがおすすめです。

支払い方法・支払手数料についてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

→「メルカリの支払い方法は？支払い方法・支払手数料を一覧でご紹介」を見る