メルカリのプロフィール・商品ページに「コンビニ払い・ATM払い不可」「コンビニ払い・ATMお断り」と書かれているのを見たことはありませんか。理由がわからず、購入を躊躇した・購入をやめた経験がある人もいるでしょう。
今回はメルカリでコンビニ払い・ATM払いが拒否される理由をご説明します。また、コンビニ払い・ATM払いを拒否している出品者の見分け方、コンビニ払い・ATM払いで購入したい人ができる5つのこともご紹介します。コンビニ払い・ATM払いでの支払いを検討している人はぜひ参考にしてください。
目次
コンビニ払い・ATM払いは取引キャンセル続発
メルカリで選べる支払い方法は8種類あります。たいていの支払い方法では購入手続きが完了すると同時に決済がおこなわれますが、コンビニ払い・ATM払いでは購入手続き完了後、3日間(購入日を含む3日目の23:59:59まで)の支払い猶予期間が設けられています。
その支払い猶予期間を悪用し、商品取り置きや出品者への嫌がらせなどの意図で購入手続きをおこない、支払わずに放置して取引キャンセルに持ち込むケースが続発しています。
出品者にとっては販売機会の損失になるにもかかわらず、購入者からキャンセル料を受け取ったり、メルカリ事務局から補償を受けられたりするわけではありません。
出品者がコンビニ払い・ATM払いを嫌い、拒否したいと考えるのは当然と言えるでしょう。
コンビニ払い・ATM払いを拒否する出品者の見分け方
メルカリで出品者がコンビニ払い・ATM払いを拒否するために利用できる専用の機能はありません。しかし、コンビニ払い・ATM払いを強く拒否したい出品者は購入者の目につく場所にコンビニ払い・ATM払い拒否の意思を表しています。
例えば、プロフィールや商品ページに「コンビニ払い・ATM払い不可」「コンビニ払い・ATMお断り」や「コンビニ払い・ATM払いは24時間以内に支払いをお願いします」などと書いてある出品者の商品をコンビニ払い・ATM払いで購入しようとするとトラブルに巻き込まれるおそれがあります。十分に注意しましょう。
▼コンビニ払い・ATM払い拒否の商品ページ例

コンビニ払い・ATM払いで購入したい人ができる5つのこと
コンビニ払い・ATM払いで商品を購入するときには出品者に配慮し、支払い完了までの出品者の不安を払拭できるように努めましょう。出品者に配慮することがトラブルから自分の身を守ることにもつながります。
プロフィールに支払い予定を書いておく
コンビニ払い・ATM払いを選ぶことが多いならプロフィールに支払い予定を書いておくとよいでしょう。購入手続きの流れを理解し、期限内に支払うこと約束できる購入者だとアピールすることができます。
<例文> こんにちは。購入メインでメルカリを利用しています。 コンビニ払いで購入させていただいた場合は基本的に24時間以内にお支払いする予定です。支払い期限内に必ずお支払いすることをお約束しますので、どうぞよろしくお願いします。 |
→プロフィールの書き方を詳しく知りたい人は「メルカリのプロフィールの書き方・例文は?」をチェック
商品ページのコメントで支払いを約束する
コンビニ払い・ATM払いを拒否している出品者の商品をどうしても購入したい場合は、商品ページのコメントに購入意思とともに支払い予定を書くとよいでしょう。
購入手続き前の手間が増えてしまいますが、コンビニ払い・ATM払いであることを隠して購入手続きを進めて出品者から取引キャンセル申請をされたり、取引終了後に「残念だった」の評価をもらったりするのを避けられるはずです。
<例文> はじめまして。本商品を購入させていただきたいと思っております。 商品説明にコンビニ払い不可と記載されていたのは拝見しましたが、コンビニ払いで購入させていただきたいです。24時間以内の支払いをお約束します。購入させていただいてもよろしいでしょうか。 ご返信いただけますと幸いです。 |
取引メッセージで支払い予定日を連絡する
コンビニ払い・ATM払いを拒否している出品者でなくても、コンビニ払い・ATM払いで商品を購入したときには取引メッセージで支払い予定日を連絡しておくことをおすすめします。
購入手続き後に送る最初の取引メッセージで、挨拶と一緒に支払い予定日を書くとよいでしょう。
<例文> はじめまして。購入させていただきました。取引終了までよろしくお願いいたします。 コンビニ払いで○月×日にお支払いする予定です。よろしくお願いします。 |
支払い期限を必ず守る
コンビニ払いの支払い期限(購入日を含む3日目の23:59:59まで)はもちろん、自分で決めた支払い期限を必ず守りましょう。
支払い期限に遅れることはあってはならないことですが、やむを得ない事情で支払いが遅れてしまいそうなときは早めに出品者に相談してください。出品者の厚意で待ってもらえる可能性があります。
取引件数や「良かった」の評価数を増やす
取引件数や「良かった」の評価数が少ない状態でのコンビニ払い・ATM払いは、どうしても出品者に警戒されてしまいます。もしかしたら出品者から不愉快な言葉を投げられることがあるかもしれません。
コンビニ払い・ATMでの支払いを続けるのであれば1件1件の取引に真摯に対応し、「良かった」の評価数を増やしていきましょう。取引件数や「良かった」の評価数が多くなれば、出品者は喜んで取引をしてくれるようになります。